小さいお庭の夢果樹園

うちのお庭に夢を埋めてみた

桃の木

ある日ダンナが、小さい庭を果樹園にしよう、と宣言しました。

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新築で買った家の小さな庭にはフェンスに沿ってレッドロビンの木が植えられていました。

レットロビンは丈夫で成長が早い木ですが、これじゃあ面白くないということで、家族で足しげくホームセンターに通い実のなる木を買い始めました。

まず始めは桃の木でした。桃の木は春にはピンクのかわいい花を咲かせるし、美味しい桃がなるなら一石二鳥だということで一番に選ばれました。

1mほどの幹の苗を購入し、鉢植えのままで庭に置きました。桃の葉っぱは細長くて柔らかく、痛みやすくて虫もつきやすそうでした。でも花は桜を濃くしたような花で春の庭を彩ってくれました。

花が終わると、その後に小さな実を付けていました。こんなに小さな木でもちゃんと実を付けるなんて!と、無事に実が大きくなってくれることを祈っていました。

はじめは10個くらいの実がついていましたが、落ちてしまったりして、最後には3個の実が残りました。大きさは売っている桃よりも小さく直径が8cmくらいでしたが、だんだん黄色っぽくなり順調に成長していきました。

そしてすこしずつピンクっぽく色づいてきて美味しそうになっていきました。たったの3個だけど無事に育ったかわいい桃、そろそろ取り頃だね、明日にでも収穫しよう!と子供達と相談して、明日の収穫を心待ちにしていました。

そして次の日、朝カーテンを開けて、桃は元気かな?と庭を見てみると、なんと、一番大きく育っていた桃がありません!急いで庭に出て木をよく確認してみましたが、やっぱり桃は跡形も無くなくなっていました。

そして空を見上げると、電線に何匹かのカラスが・・・。犯人は奴らに違いない!と怒り心頭でしたが、残りの二つの桃まで盗まれては立ち直れなくなるので、子供達を起こして急いで残りの桃を収穫しました。

あ?あ、昨日気がついた時に収穫しておけば良かったね、と後悔しましたが、後悔しても仕方ないので、2個の桃を大事に頂きました。

味はと言えば、とても甘くて美味しかったです。来年も実をつけてくれることを願ってます。

カラスにはまけないぞ!! 

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